浜松のちっぽけな工務店

昨夜、１０時頃から読み始めた本を途中で止めることが出来ず、結局、読み終えたのが深夜２時半・・・。


今日はちょっと寝不足です（-.-）zZ


夢中になって読んだのは、奇跡のリンゴという本です。


新聞やテレビでも取り上げられるぐらい木村さんは有名なので、知っている方も多いと思いますが・・・。


青森県弘前市でリンゴ農家を営んでいる木村さんは、絶対不可能だと言われていた無農薬・無肥料でリンゴを栽培することに成功した人です。


運命的とも言える”自然農法”という本との出会いから、無農薬でリンゴを栽培することに没頭した木村さんですが、なかなか思う通りには行かず、長年にわたってのひどい窮乏生活の末、死に場所を求めて登った山奥でヒントとなるドングリの木を見付けます。


そこで、「自然の中では全ての命が他の命と関わり合い、支え合って生きている」ことに改めて気付かされたことで、木村さんのリンゴの木はみるみる元気になり、ついにはリンゴを実らせることに成功するのです。






「リンゴの木は、リンゴの木だけで生きているわけではない。周りの自然の中で、生かされている生き物なわけだ。人間もそうなんだよ。人間はそのことを忘れてしまって自分は独りで生きていると思っている」


「人間は自然から離れて生きていくことは出来ないんだよ。だって人間そのものが自然の産物なんだから・・・。自分は自然の手伝いなんだって人間が心から思えるかどうか。人間の未来はそこにかかっていると私は思う」


木村さんの話しは一言一言に重みがあり、考えさせられる言葉ばかりです。


また、「ひとつのものに狂えば、いつか必ず答えに巡り合うことができる」とも話していました。






自然の中で生かされている人間が住むべき本当の家とは？？？


これを今後の課題にして、家づくりに狂って生きていきたいと思います。